子どもが欲しいと妊活を行なっている人も少なくありません。
妊活は妊娠するためだけでなく、妊娠中や出産後も続き、その間にはいろいろと注意する点が数多くあります。

妊活中の注意点のひとつが食事に関することです。
妊娠するためや妊娠中、そして出産してからもそれ以外のときとは異なる栄養を摂る必要があったり、普段より余分に摂取しなければならない栄養素もあります。
それらの栄養素の中で特に注目されるのが「葉酸」です。

葉酸は妊活に欠かせない栄養素だけれども…

葉酸はビタミンB群の一種です。
細胞分裂やDNAの合成などに不可欠な栄養素として、美しい肌や髪の毛の生成をも行なっています。
また、ビタミンB12とともに赤血球を作ったり、ビタミンB12やビタミン6と一緒に動脈硬化の原因となるホモシステインを減少させる働きも持っています。
さらに老廃物の排出や神経の働きをサポートしてアルツハイマーやうつ病の改善にも効果があるという報告もあります。

その名前から葉物野菜に含まれているというイメージを持つ人も多いかと思いますが、動物性食品にもたくさん含まれています。
葉酸の成人の1日の推奨摂取量は240μとされています。
葉酸を多く含む食品としてはホウレンソウがあり100gあたりの含有量は210μですし、枝豆には100gで260μ含まれています。
納豆には100gあたり120μ、レバー類にも100gあたり100μが含有されています。

その他にもいろいろな食品に葉酸は含まれているので1日に240μの摂取なんて簡単と思われがちですが、実は葉酸は吸収力や熱、水に弱い特徴があるのです。
調理の際に熱で壊れたり水に溶けだしたりなどの理由で、食べた量の50パーセントほどしか吸収されないのが実情なのです。
したがって枝豆でも毎日2.5パック、ホウレンソウなら300g近くを食べなければなりません。
さきほど葉酸の成人の1日の推奨摂取量は240μといいましたが、妊娠中にはこれに200μのプラス、授乳期でも100μのプラスが必要とされているのです。
つまり、妊娠期におよび授乳期には普段よりもたくさんの葉酸を摂らなければならないというわけです。

葉酸の不足はいろいろな悪影響を及ぼす

その理由として、妊婦の健康維持と胎児の健やかな出産が挙げられます。
妊娠時に葉酸が不足するといろいろと胎児への悪影響のリスクが高まります。
そのひとつがダウン症です。
ダウン症はDNAの異常によって起こるとされますが、葉酸はDNAの合成にかかわっており不足するとうまくDNAが合成されずダウン症発祥のリスクが大きくなります。
ふたつ目が胎児の先天異常である神経管閉鎖障害のリスクが高まる点です。
神経管閉鎖障害は神経組織の異常や多動症、下肢の運動障害、膀胱機能の障害といったリスクが起こりえるだけでなく、脳がうまく作られない無脳症が発症することもあります。
三つ目として、葉酸の不足によって血液の流れが悪くなり流産の恐れが高まるケースもあります。

その他にも、葉酸が足りないと受精卵がうまく着床しない、受精卵の細胞分裂がうまくいかないといったケースも起こりがちです。
また、葉酸にはビタミンB12と一緒に摂ることで自律神経を整える働きがあります。
妊娠中にはつわりが起こることがよくありますが、これは自律神経のバランスの悪化が原因ですから、葉酸を摂ることでつわりが軽減できます。
出産後も母乳の出に影響したり母体の体調や体力の回復などに葉酸は不可欠なのです。

食事の不足分をサプリメントで補う

このように母体と胎児の健康のために非常に重要な役目を果たす葉酸ですが、前述したように日ごろの食事から十分な量を摂取するのはなかなか難しいのが実情です。
したがって、妊活サプリを活用することをおすすめします。
葉酸サプリなら手軽で簡単に必要な量の葉酸を摂取することができます。

ただしいくら必要な栄養素だからといってたくさん摂り過ぎるのはいけません。
摂取上限量を超えるとじんましんや呼吸困難といった副作用を起こすこともあるので、規定量を守って摂取することが大切です。